2011/01/15

科学と宗教 Science and Religion

映画「送り人」の原作,青木新門さんの納棺夫日記を見つけて,
何気なく開いたページに一瞬で引き込まれた.


”科学的でない宗教は盲目である
宗教のない科学は危険である

と言ったのではアインシュタインである.「宗教のない科学は危険である」
という言葉に我が意を得たりと思う前に,宗教関係者は「科学的でない
宗教は盲目である」という言葉を味わうべきである.”


う~ん,なるほど.
もちろん,本文の前後関係を読まないと意図することは理解できない.
しかし,あえてこの一文を読んだ時にまず思ったことを残してみたい.

科学はエビデンス,宗教はナラィテブと似ているかもしれない.
本質を言えば,科学は手段であり,宗教は目的かもしれない.

作業療法の統計的調査,事例報告も含めた研究を読んでいて,
これは臨床に何の利益をもたらすのだろうか,と思う時もある.
逆に,臨床的価値は理解できても,客観的根拠が皆無と思う時もある.

正しい,間違っている,という二元論で考えようとすると,
何のために考えているのかわからなくなってしまう.
安易に両方必要なのさ,と片付けてしまうのは,楽だが意味もない.

目的と手段だと考えてみた.
ADOC(作業選択意思決定支援ソフト)プロジェクトが
目指す目的と選択した手段について考えてみた.


・・・うまく書けないので,また後日.
何が言いたいんだっけなあ.

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