2011/10/10

満足するな、賢くなるな Stay hungry,stay foolish.

今朝、おねしょでシーツと布団をぐっしょり濡らした息子に、
カミさんと娘がわーわー叱っていた。息子はしれっとした顔で、
「だい、じょう、ぶ。テッシュで拭くから」と言った。
こいつ、ポジティブ思考の過剰分泌だ。逆よりはマシかな。




なんくるなるってばよ


6月に埼玉で開催された作業療法学会で発表した、
ADOC関連の9演題は大盛況だった。
目が回るような忙しさって、上手い言い回しだよなと思った。


その時、同期で釧路のkinjyoくんが面白いことを口にした。
彼も一緒にポスターの前で対応していたのだが、
「そ、そんなにすごいんですか?って思うよね」とボクに言った。


すごいアイデアがあるとtomoriくんが横須賀で地図を広げたのは2年前で、
1年前からADOCのデモ機を沖縄の臨床でボクも使用していたので、
ようやく発売になったかというのがボクらの時間的感覚だった。




やっと触ることができたよ(次女)


学会ではADOCの存在を初めて知った方々が多く、
「今までなかったのは何でだろうって思うくらい、イイ!」
という声も多く頂いた。


世の中に求められているだろうという前提で取り組んできたので、
貢献できるかなと多少は思ってはいたが、不安もあった。
だから感覚のギャップも生まれたかもしれない。
「そ、そんなにADOCってすごいんですか?」、と。




2011.10.8のAUGM(Apple User Group Meeting)沖縄の直後


tomoriくんや郡山のsaitouさんとよく話すのだが、
ADOCprojectチームメンバーは全員が地位、名声への欲がない。
現状に対して仕方がないさ、と黙って傍観することも我慢できない。


四角い穴だったけど、必要だと思ったから丸い杭を打ち込もう。
新しいことだけど、特別なことだと思わない。
起こることのほとんどは、テッシュで拭けばなんとかなるだろ。




彼は言ったじゃないか。
Stay hungry,stay foolish.

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