一昨年に福岡で開催された作業科学セミナーで発表した時、
はじめて広島の吉川さんに会って、
「ボクがたぶん日本で一番、作業療法の視点を愛読している」
という前置きの後に自己紹介をした。傲慢で、恥ずかしい。
今年の9月だったかな。
COPM(カナダ作業遂行測定)の使い方について、
沖縄作業科学研究会でプレゼンした。
COPMを使い始めてから、ほんとうにすべてが変わった。
魅力がわかったと同時に、面接技術が必要だとも思った。
でも、面接技術は習うのではなく慣れるしかない、とも思う。
だからまず使ってもらおうと、5年ほど事例報告を続けた。
それでもCOPMを日常的に使用しているOTに、
出会う機会はほとんどなかった。
使ってみたけど上手くいかないという話をよく聴き、
どのように使っているのか確認するようになった。
OTの面接技術に課題があると思われるケースが多く、
どのように解決すればいいのかを考えた結果、
このようなプレゼン動画になった。
もちろん、
最後にはADOC(作業選択意思決定支援ソフト)の紹介。
COPMとADOCの魅力と可能性を伝えるという作業は、
ひとつの形態で、
目の前にいるクライエントの作業に関する話を、
作業療法士が引き出して欲しいという、願いに変わりはない。
心を尽くして丁寧な仕事をしている作業療法士が、
仕事を楽しいと思えるようになれば、何よりもそれがイイこと。
それだけが願い。
それだけが願い。
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