もうすぐ5歳の息子が言う.
「おれさ,妹のために洋服をたたもうとしたよ.
やってないけどやろうとしたよ,エラい?」
・・・うん,エラいねぇと答えた.
あぁ,ボクも言えるようになりたい.
tomoriくん,侍OTさんのBlogでも公開していますが,
依頼があってから,あーっという前に決まりました.
作業に焦点を当てた講習会2 Top-down approach
申し込みはtomoriくんのBlogから
今回,ボクはサポートに徹します.
まず,依頼を受けて担当役割を話し合って決めました.
次に,役割の遂行を最大使命として,
その任務に対して最高のパフォーマンスができるのは,
一体誰なのかを考えました.
担当者は人で決めないで,使命を達成できる確率で決めました.
今回は,地域と連携の担当を原田さんに依頼しました.
彼ならボクよりも適任です.圧倒的なプレゼンになるでしょう.
週に1~2回非常勤で出向していた通所リハで,ボクは彼と働きました.
面接場面に同席してもらい,技術と思考過程を言語化して伝えました.
何を考え,何を選択し,何を相手に伝えるかと言葉で伝承しました.
利用者が訴えた希望は実現可能かと彼が悩んでいる時は,
すぐ実現させるか,すぐOT辞めるか,選んでねと彼に声をかけました.
共に考え,一緒に選択し,肩を並べながら利用者に向き合いました.
彼はすべての利用者の,すべての希望に挑戦し,すべて実現しました.
スマートに成功したケースは1つもありませんでした.
でも,すべてが一生忘れられない感動的な体験でした.
PNF,スリングセラピー,上田法,ドイツ徒手医学にも精通している彼が,
通所リハでどのようにリハビリテーションを実践してきたのか,
どんな障壁があって,どんなサポートがあったのか,どんな変化が起こったか.
結果だけではなく過程も含めて,伝える価値があると思います.
みんなのリハビリプランで実践の一部を覗く事ができます.
「海」と検索してみてください.きっと彼の話を聴きたくなります.
彼は真剣に挑戦する,彼はクライエントを信じる,彼は自分をあきらめない.
やろうとしたけどやりませんでした,でもエラい?・・・と言わない.
やりました!と笑顔で言う.
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