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2012/06/24

ADOC祭り at the OT学会(宮崎)

Blogの記事を大学講義、職員研修、勉強会で使ってます、
と何度も声をかけて頂きました。恐縮です。
記事の使用には、資格も料金も許可も必要ありません。


ADOCアピール企画で伝えたかったことは、たったの1つ。






ADOCはマニュアルと研修と会費が、
必要ありません。



休日を利用して何時間も費やし、何千円も支払って、
それを数年継続したにも関わらず、
全然理解していない!と怒られる必要はありません。


それ、もう止めましょう。
10人中1人しか使っていないものは、
9人にとって必要のないものか、必要でも使うのが難しいのです。
素晴らしいのになぜ使わないんだ!と、
1人で9人を責めるよりも、9人が使えるように工夫をした方がいいでしょう。


ADOCポスター発表で伝えたかったことも、たったの1つ。






本に頼らず、本人に頼る。
それから、本に頼る。



本に書いてあることは、答えではありません。
答えの解釈です。あるいは、解釈の解釈です。
答えは、クライエントの中にあります。
クライエントが発掘した答えは、本を読んで解釈できます。
解釈が正しいかどうかは、クライエントに確認してください。


自分が持つOTの知識、経験、技を活かして、
クライエントに貢献したい。
その意志と心さえあれば、
資格も料金も許可も必要最低限でいいです。
それだけのことを伝えたかったのです。





ボクらは、そう思うんですよね。

2012/06/02

認知症高齢者の作業と家族

握力は28kg、BMIは27、50m小走りすると息切れ、
裸眼で視力は0.02、会議で集中力は20分しか継続せず、
年に3回は車をぶつけて破損し、酒による失敗は笑えない。

それでもボクにできることはある、とボクが思っている。
ボクに必要なことはボクが判断し、助けも自分で求める。
何か役割を与えてあげようと思ってくれなくても、大丈夫。






家族は、他人と家族に対する態度の格差に驚き、
時には苛立ちすら感じると話した。
自宅では横柄な態度で、何もやろうとせずに過ごすと言う。

自宅や通所で他人に対して礼儀正しく、話題が豊富で、
謙虚で優しく笑顔が絶えない彼女の話を耳にすると、
なぜ自分には少しも配慮がないのかと悲しくなる、と言う。

洋服たたみをやらようとしても拒み、テレビをぼんやり眺める。
計算ドリルをやらせようとしても無視をして、うたた寝をする。
食事の時にしっかり両手を使うように注意をすると、怒り出す。

たっぷり1時間ほどボクは黙って話を聴き、
ケアマネと相談員が言葉に詰まっている側でじっと座っていた。
同じ話題が繰り返し出てきた頃、ボクはiPadを取り出した。



「彼女は95枚のイラストの中から、手工芸をやりたいと言いました。
昔、障がい者施設で手工芸を教えていたんですね」

「手工芸はボランティアの手段だったようですが、
趣味としても好んでやっていたそうですね」

「家族との関係も大切にしたいと思っているそうです。
買い物や外出がこれから先もできるようにしたいと話してました」







「何かを忘れてしまった場合、驚きと悲しみで混乱しているかもしれません
忘れたことを包み隠そうとして、別のエピソードを作るかもしれません」

「通所や外出先では、相手を気遣って言葉も選んでいるようです。
家族には本音の言葉がつい、出てしまうのかもしれません」



「他人に対して、なりたい自分となって振る舞うということは、
社会性と問題解決能力が保たれている、と私は判断しました。
しかしそれは精一杯の努力が必要で、心も頭も疲れきっているでしょう」

「家で休むことは、彼女に無理な負担をさせないという意味で、
必要なことかもしれません。彼女自身もそれを知っているかもしれません。
家族を困らせようと思って選択した言動では、ないと思います」






「記憶力の低下を取り戻すのは、難しいかもしれません。
でも、彼女が守ろうとしている彼女らしさは、支援できると思います。
彼女にとって思い出のある手工芸を通して、守れると思います」

「自分で判断して参加を選択し、やり方を相談したり工夫し、
それが社会貢献と趣味を満たす意味があると感じること、
これは頭と心と身体のリハビリテーションにもなるでしょう」

「この動画をごらんください。
彼女がホースを持って歩きながら必要な場所に水をあげています。
これはバスタオルを畳んでいる場面、これは手工芸の場面です」

「家族にとって介護が難しいこと、不安なことは教えてください。
必要があって回復できる見込みがあれば、訓練や練習をします。
自宅で彼女が休んでいたら、頑張ったんだと思ってください」



「私たちチームとご家族で力を合わせて、彼女を支援しましょう。
私は、作業療法士です。
歩行訓練とホットパックよりも、このような作業療法が得意です」

作業に焦点を当てた実践の講習会-緊急案内-

7/1の講習会「作業に焦点を当てた実践とは」の申し込みですが,
アナウンスしてからひと月もたってないのですが,すでに200名を超える応募がありました.
ありがとうございます.身の引き締まる思いです.

さて,最初に告知した申し込みフォームが諸事情によって現在使えないので,
以下の通り変更させていただきます.
会場の都合により,あと50名くらいで締切らせていただきますので,
もしご検討されている方は早めに応募されてください.

どうぞよろしくお願いいたします.



申し込み
http://clinicalpractice.web.fc2.com/yotei.html





日時:2012.7.1(日)13:00~17:00
場所:神奈川県立保健福祉大学

2012/05/16

作業に焦点を当てた実践の講習会


4年ほど前、琉球OTとググると、
トップに侍OT、メタルOTがヒットした。
よく紹介してくれたらしく、このブログよりも上位にあった。

OT学生の時に留年して、クラスメイトのtomoriくんに出逢った。
侍OTさん、めがねOTさんと知り合ったのは2,3年前で、
直接会って話したのは3,4回しかない。けど、兄弟みたいに想う。
ADOCがなくてもいつか知り合ったかもしれないけど、
ADOCがなければこんなに深くつながることはなかったと思う。

彼らは、
感じ方、考え方、行動の仕方、
苦しみ方、喜び方が似ている。

いきがいのまちデイOTさんたち、
ちびっこOTさん、鳥人OTさんにも似ている。


彼らは、作業療法とは何だ!という問いに対して、
それはクライエントが知っている、と怯まずに答える。
誰かの言葉ではなく、自分の言葉で伝える。
例えばね、とすぐ話せる忘れられないクライエントがいる。

彼らは量的研究の重要性をよく理解しているが、
それは事例研究のためだということを理解している。

彼らが前向きな性格かどうかは知らないが、
前に進むしかないことを彼らは知っている。
彼らは失敗よりも後悔を恐れる。
やり過ぎよりも、やらないことを恥じる。


ボクは彼らを尊敬していて、熱狂的なファンなんだけど、
彼らのプレゼンは聴いたことがなかった。
聴いてみたい、観てみたい、感じてみたい、
とボクは以前から思っていた。ずっと思っていた。


叶った。





詳細は → tomori kounusukeつぶやく

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