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2011/05/11

理想の働く場  The ideal workplace

療法士.comさんが企画するブログテーマについて考えてみるよ。
今回のテーマは「理想の職場」




結論から言えば、自分の中にある。
まず、理想的じゃない職場について考えてみた。

自分の目指す支援スタイルをクライエントと職場スタッフがよく理解し、
どこを目指すか、なぜ目指すのか、
何が必要で、何が不必要かを説明する必要がない。

自分の言葉や行動は尊重され、すべての職員の行動はすべて理解でき、
すれ違いが起きることがなく、言葉や行動の意味を考える必要がない。

業務は単純でわかりやすく、システムを考え直すことや整理する必要もなく、
改善が必要になっても上司が完璧にやるので、自分で考える必要がない。

建物がきれいで常に最新の設備が整っており、故障があっても誰かが対応し、
適切な福祉用具が必要な数だけ準備され、申請に悩むする必要がない。

みんなが自分のことを必要だと言ってくれて、誰かが必ず肯定してくれて、
人に会う必要も連絡をする必要もなく、職場以外の社会に出る必要がない。

ふと読んだ本や参加した研修会で得た新しい知識、技術、視点は、
みんなが既存のものをすぐに捨てるので、理由を説明をする必要がない。




これは自分の成長を考えると最低の職場なので、そうじゃない職場が理想的。
そういう意味では、今までの精神科病院、総合病院、OT養成校は最高だった。
過去に積み重ねてきた知識、技術、視点および人脈はすべてほとんど役立たず、
誰も助けてくれないので自分で学び、自分で考え、自分で主張する必要があり、
その過程にこそ意味と目的があり、
その過程でしか得られないことがあると信じてきた。

そういう意味では、今の特養ホームも最高だと心から思う。
いつも思い通りにならないから、いつも考える機会がある。
苦しみと悩みは避けたいんじゃなくて、
乗り越えたいと思っている自分、発見。

結論、理想の職場は自分の中にある。

2 件のコメント:

  1.  鎌田です。むらさんのmixi日記で紹介されていて、来たけどこの日記面白いですねぇ・・

     若い方は「上司が理解がない」と言い、ベテランの方は「今の若いものは・・」と言う。若い頃はどこかに理想の職場があるのだろうと思っていましたが、そんなの簡単にないですしね。
     
     ツイッターで、ウエズさんの県協会での活動も読んでいますが、私も県協会に参加していますが、なかなか主張を受け入れてもらえないことが多いですねぇ。

     自分と他人のズレはあるものとして、ウエズさんの言う通り自分の中にある理想の職場(県協会)を少しでもわかってもらえるようにぼちぼちやりましょう。

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  2. コメントありががとうございます。
    理想の職場は準備されているものではなく、創り上げていくもので、
    それが達成されたとしても真の目標を考え続ける必要があると思いました。
    他県の役員の方々から話を聴いていると、
    沖縄の県士会役員はとても恵まれたメンバーだと思います。
    より良い方向とは何かを考えながら、より改善できたらと思っています。
    若輩者ですが、今後ともよろしくお願いします。

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