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2012/09/13

2012.YMCA作業療法学術集会の案内

直前の案内になりましたが,
週末に鳥取県米子に参ります.





高校生の時に琉球OTを読んで作業療法学科に入学したという,
7,0000名中で1名しかいないだろう貴重な学生さんにも会えます.


講師の依頼があった場合,ボクみたいなおバカでよろしいでしょうかと
恐縮する一方で,引き受ける時にはルールを決めています.

「内容はご自由にどうぞ」と言われても,
「聴き手がどのように行動を起こすことが目標ですか?」と確認します.

OTも意見を述べるという特徴のあるADOCと同じことですが,
言いなりにも押し付けにもならないようにしたいと思っています.
主催者がイメージする「目標とする状態」を確認した上で,
ボクから提案をする場合もあって,互いが納得するまで協議します.

今回,沖縄で臨床で共に悩み,勉強会運営で共に汗を流した鳥人OTさんと,
何度もSkypeで話しって準備を進めてきました.
その過程があるのでネタに不安はありますが,構成には自信があります.




なぜ面接が必要か,なぜ作業について話し合うか,
なぜADOCが必要だったのか,について伝えます.





ボクにとって作業療法に関する研究も臨床も教育も管理運営も,
すべて手段であって目的は明確に見えている,という話しをします.





もちろん,ADOCについても説明をします.




琉球リハ学院を退職した後に,生活期の領域に縛られないで,
作業療法について90分間メッセージを送るのは初めてです.
おそらく,今後もないだろうと思います.




ボクの暮らす那覇から見れば台湾,上海,韓国より遠いけど,
昔から世話になっている仲間と,これから世話になる仲間のいる米子に,
台風を引き連れて北上します.




鳥取の熱いOTの演題発表を心から楽しみにしています.