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2010/11/14

yourfanboxスパムメールに注意

friendsアットマークyourfanbox ドットcom
というスパムメール感染しました.




知人から届いたメールのリンク先を開いたので感染したようです.
そのメールを送った人は身に覚えがないそうです.


私が登録したメールアドレスからランダムにメールを送っているようです.
私からメールが届いてもyourfanboxと書いてあるメールは
開かずに削除してください.


すでに届いてる方,大変申し訳ありません.
ご迷惑をおかけしています.
ウィルスなどに感染はしませんし,
悪意的なプログラムがインストールされることはないようです.


削除をお願いします.
すいません,よろしくお願いします.

2010/11/11

希望することの背景にあること

最近、1日1回は眺める、伝説の解説。

梅佳代「視点・論点」

ほんと、元気が出る。


平行棒を歩くことが人生の目標ではないんだって。
100年以上の歴史が刻まれたシワの中に隠されていたのは、
トイレだけは自分でやりたいという願いだったらしいよ。
でも、もっと奥深くに隠れていた願いは、生け花をすることらしいさ。

生け花の先生を90歳を過ぎてもやっていたらしく、
若い人から高齢者までいろんな人の尊敬と信頼を集めていたらしいさ。

またトイレですか、って介助する人は言わないで欲しいんだけど、
どう説明したらその理由を理解してもらえるんだろうか。

この人も少し前までは自分と同じように自信と誇りがある人だったと、
気づいてもらえるように、この人らしいエピソードを家族から引き出して、
できるだけ正確に、できるだけたくさんの人に手渡す方がいいだろうと思っている。


ADOC


エピソードを引き出せるなら、どんな理論でもどんな技術でもいい。
何を守りたいのか、何を育みたいのか。っていうこと。
しがらみやコネよりも、大切なことがボクにはある。

2010/11/10

OT評価のメッセージ

回復期リハ病棟で評価実習生を担当した時に、
初日で決まりごとを伝えた。

「ROM、運動麻痺、ADL介助量などの機能評価は、
なぜ集めるのかを説明できるまでは実施してはいけない」

「どこで、誰と、どんな生活を送るために、
機能評価を行うのか自分と相手が納得するまでは、
指一つ触れてはいけない」


目的がはっきりわかっていれば、
必要のない評価とやらなければいけない評価が
必然的にわかるようになるはずだと思う。

退院後に夫に入浴の時に背中洗いを手伝ってもらい、
料理は自分でやりたいと思っているクライエントは、
入浴動作の評価、背中へのリーチは必要がないことだと話した。

朝の限られた時間に台所で立って簡単な料理ができるための、
立位訓練と食器が入った具材を持って運ぶ訓練は
必要なことだとわかった。



何をするのか、ではなくて、
何故するのかを考える。

その答えはセラピストの知識と技術の中ではなく、
クライエントの希望の中にこそあるものだと思う。











したがって、
まず初めにすることは、できないADLを調べることではなく、
ましてや、関節可動域、表在感覚、運動麻痺の程度ではなく、
再びやりたい、上手くやりたい、やる必要のあること(作業)を
クライエントに聴くこと。

このプロセスは、
作業療法士が何をする人なのかとい
メッセージを与えると思う。

ADOC(作業選択意思決定支援ソフト)は、
そのために誕生した。

2010/11/05

作業と学校

て,久しぶりに日記.


何から手をつけていいのかわからず,
何にも手をつけられない仕事のやり方を
変えきれないなあ.


まあ,なんくるなるって.




日本作業科学研究会HP → http://www.jsso.jp/


去る9月17日、沖縄で第43回沖縄県婦人の主張大会が開催され、琉球リハビリテーション福祉学院に努める仲間知穂さんが、「作業」の視点を小学校の先生方に理解していただけるよう努力した経過と、実践を通してあげた成果を一般の人に向けて発表し、見事、「沖縄県教育長賞」を獲得されました。仲間さんの発表の一部は琉球新報にも取り上げられ、沖縄の多くの方々の目に触れることとなりました。
この後、仲間さんは、沖縄県教育長や金武町長などに面談する機会があり、町長からは、「作業」の視点が、教育だけでなく、地域全体の活性化にも役立つのではないか、作業療法士を通じて街造りにこの視点を活用することを真剣に考えたいという言葉をいただいたそうです



すばらしい!

2010年9月17日の43回沖縄県婦人の主張中央大会はもちろん参加した.
2010年9月24日に掲載れた新聞,琉球新報はもちろんスキャンした.

半年前まで同僚だったので,彼女のことはよく知っている.
地域に介入することは目的ではなく,
どのように介入するかが大切だと思う.
その意味で,彼女の取り組みは関心がある.




いわゆる,社会的に受け入れ難い行動の治療,訓練の専門家としてではなく,
何かしていること,やりたいこと=作業,に介入する専門家として存在すること.
クライエントを児童や両親だけではなく,
学校の先生や学校という組織として定義していること.

しかも,それを実践していること.

すばらしい.


14回作業科学セミナー → http://www.mmjp.or.jp/oki-ot/


いろいろ書きたいけど,今日はここまで.